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イベントレポート

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2015年3月28日(土) 14:00~16:00

石井 宏子(いしい ひろこ) / 温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト

キレイになる温泉・食事・旅スパ
~わざわざ行くべき理由がある旅へ出かけよう~

温泉旅にはキレイになる要素が色々ある。「温泉」はその場所へ旅をしないと出会えない大地の恵み。大地のミネラルをたっぷり含む温泉に入ることは、生きている地球のエネルギーをいただくことでもあるのだ。今回は、温泉ビューティ研究家の石井 宏子氏に、肌や体の悩みに合わせた温泉選びの簡単チェック法や、日本や世界を旅して見つけた"キレイになる旅ごはん"や"体を整える食事"がいただける宿、またそこへ行かないと受けることのできない"ご当地スパ"がある宿をご紹介いただいた。心も体もすっきりリフレッシュしてキレイになる「自分のための旅」を楽しむ時間となった。

特長を知れば、温泉はもっと楽しめる

「温泉は、地球がくれた天然ビューティツール」だと石井氏は言う。

「地球は約46億歳といわれています。その地球が、まだ水に覆われていたころ、水の中に海底火山のような熱水が出ているところがあって、そこにいたアメーバのような微生物が私たち人間のおおもとです。つまり温泉に入るということは、自分たちの生命の源に身ひとつで入るということ。また温泉は、その土地その土地でミネラルなど成分のバランスも異なります。実際に旅に出かけないと出会えないんのです」

そう考えると、「温泉旅」がとてもドラマティックな体験に思えてくる。日本は、温泉地が約3,000か所、源泉数は約28,000か所という温泉大国。その特長や楽しみ方を深く知れば、旅はより楽しくなるはずだ。

まずは、温泉と美容の関係について学ぶ。美容の観点から温泉の特長を考えたとき、「美肌」「デトックス」「ダイエット」「アンチエイジング」「心のセラピー」という5つのキーワードが考えられる。なかでも「心のセラピー」は、つねにスイッチオンの戦闘モードで過ごし、ストレスにさらされている現代人にとって重要な要素だ。旅に出て温泉に入ってボーッとすることは、癒しの効果が得られるのと同時に、スイッチの切り方を思い出させてくれるからだ。

では、その温泉がどんな温泉かということは、どうやって知ればよいのだろう。

「温泉地に行くと、『温泉分析書』というものが貼ってあります。ポイントは、泉質、成分の合計数字、pH値の3つ。そこを見れば、どんな温泉かがわかります。ラーメンに例えると、泉質は味。『このラーメンおいしいです』と言われてもピンとこないけれど、『しょうゆです』『みそです』『とんこつ出汁です』『魚介出汁です』という情報があれば、少し想像できますよね。さらに成分の合計数字は、味の濃さだと思ってください」

温泉分析書から泉質を読み解くと、4つの大きなグループにわけることができる。
① 「落とす」=肌の汚れや古い角質を落としてすべすべの肌に導く“美肌の湯”。炭酸水素温泉(重層泉)がこれにあたる。pH値が高いアルカリ性である場合でも同様の作用が期待できることもポイント。
②「巡る」=血の巡りをサポートする“デトックスの湯”。血行促進の作用は硫黄泉が代表的。この他に二酸化炭素泉も同様の作用が期待できる。
③「補給する」=肌に水分を補給し、しっとりと潤わせる“美人の湯”。硫酸塩泉。塩化分泉には、保温・保湿作用もある。
④「調整する」=細胞を刺激し活性化させる“子宝の湯”。鉄分を多く含む含鉄泉、ラジウムを含む放射能泉は、温める美容としてもおすすめ。pH値の低い酸性。

「単純温泉と書いてあるものは、穏やかな作用のやさしい温泉です。リラックスの湯ともいえます。またpH値は温泉の場合、7が中性でそこから数字が高くなればアルカリ性、低くなれば酸性に近づいていきます。刺激が強い温泉の場合は、最後にお湯で体を洗い流すと刺激を抑えられます。洗い流しても温泉の成分が消えるわけではありません。温泉は“美と健康のカクテル”。ぜひ温泉分析書の見方を覚えて、ぞんぶんに楽しんでほしいですね」

入浴法から食事まで、温泉旅を充実させるコツ

入浴法にもポイントがある。石井氏は、温泉入浴では「血行を促進して肌と体の流れを整える」ことと、「体の芯まで温まってリラックスする」ことが大切だと言う。そのためには一度に長く温まるのではなく、出たり入ったりするのがいい。

「温泉地に行くとお茶とお菓子を出してくれますが、これはただのおもてなしではありません。旅での移動で使ってしまったエネルギーを補給し、さらに車や電車でじっとしていたために滞ってしまった血の巡りをよくする目的もあるのです。温泉に入る15分前くらいまでには、お菓子とお茶をいただきたいですね」

浴場に行ったら、まずしっかりとかけ湯を。マナーとしてだけではなく、「これから入る温泉をかける」というのが肌と心の準備運動になる。心臓に遠いほうから少しずつかけて体を慣らしていくと、湯当たりも防ぐことができる。

「3回くらいに分けて、ほどほどに入浴をしてあがるというのがおすすめです。ほどほど、というのは、『額がちょっと汗ばんできたかな…』くらい。一度湯船から出て、しばらくしてまた入る。これを繰り返します。宿泊する場合は、お部屋に帰ってもいいです。食事の後、夜、とまた入って、徐々に体を慣らして、深いところまで温めていきます。分割入浴のほうが、一度に長く入った場合よりも体の芯まで熱が通って温かさが長時間持続します。湯上がり後は水分補給をたっぷりと。そして体を冷やさないようにして30分くらい休息をとりましょう」

何よりも「温泉は五感で楽しむもの」だと石井氏はいう。

「『お湯がトロトロしている』『鳥の声が聴こえる』『景色がきれいだ』と五感を刺激することは、脳のトレーニングにもなります。脳が活性化すれば、体も肌も元気になって、アンチエイジングにもつながります」

食事も、温泉旅での美と健康を後押しする。

「1泊2日の温泉旅だと、12時頃に昼食、18時頃に夕食、翌朝早めに朝食を食べるというのがパターンだと思いますが、これは、最近注目されている“時間ダイエット”にもなります。また旅館の夕食メニューは、野菜からタンパク質へ、最後に少しだけ炭水化物へと移行する“食べ順ダイエット”にもなるんですね。体のリズムや気持ちをリセットすることもできます」

おすすめの温泉旅館、スパを国内外からピックアップ

セミナー後半では、石井氏がおすすめする国内外の温泉・スパを写真とともに紹介。バーチャルな旅気分を楽しめる時間となった。どの温泉・スパも魅力的だったが、特に印象に残ったものを挙げてみよう。

【旅館 すぎもと】(長野県・松本・美ヶ原温泉)
季節の地元食材をたっぷり使った創作料理が楽しい。ウニを薬味に馬刺を食べるといったユニークな名物も。

【望水】(静岡県・伊豆北川温泉)
こだわりの農家が多い中伊豆は、野菜も力強い。伊豆野菜のバーニャカウダなど海の幸だけでない伊豆の魅力を教えてくれる。

【arcana izu(アルカナイズ)】(静岡県・湯ヶ島温泉)
「プライベートな温泉」がテーマ。部屋付きの露天風呂で、温泉は肌がしっとりする美人の湯。一皿に60種類以上の野菜がのった「伊豆のかがやき」は圧巻。

【旅館 山河】(熊本県・黒川温泉)
世界中からゲストが集まる阿蘇の秘湯の宿。ベジタリアンにもマクロビオティックにも対応するなど、多様な食の要望に応えている。薬師の湯と美肌の湯の2つの自家源泉を7つのお風呂で楽しめる。

【山楽園 Garden】(富山県・庄川温泉)
日本初の本格ファンゴ(泥)セラピー施設。自家源泉内で培養した良質な温泉泥が、デトックスや疲労回復をサポートする。

ほかにも、海外で話題の自然の中でスイートな滞在を楽しむ「グランピング(グランド・キャンピング)」や、女性のひとり客に人気の現代の湯治など、旅のトレンドもご紹介いただいた。

「温泉の魅力を追いかけていくうちに、地球の中のことまで知りたくなった」と地質学の勉強もしているという石井氏。夢は、日本中の人、世界中の人にもっと日本の温泉に来てもらうこと。旅することの素晴らしさを知ってもらうこと。素晴らしい温泉・スパの話を聞いているうちに、不思議と心と体がポカポカと温かくなった。

講師紹介

石井 宏子(いしい ひろこ)
石井 宏子(いしい ひろこ)
温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト
温泉の美容力を研究する日本でただひとりの温泉ビューティ研究家。雑誌や連載コラムなどの執筆、テレビ出演、講演など、トラベルジャーナリストとして一年の半分は日本や世界の旅に出かけている。温泉地の自然環境にも着目し、ドイツにて「気候療法士」の資格を取得。温泉、水、自然環境、食事、宿での過ごし方などを通じて、心も体もきれいになる日本の新しい旅“ビューティツーリズム”を提唱する。著書「だから行きたくなる温泉セラピーの宿」(集英社)など。

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