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2015 Jan.28
Dream & Passion ~輝ける女性たちの肖像~ Vol.14

~トランぺット奏者・西崎佳代子さんインタビュー~
ライブでは、ジャンルや音だけに囚われず、個性を表現したい

ライブでは、ジャンルや音だけに囚われず、個性を表現したい

自分らしく活き活きと働く、素敵な女性たちを紹介する「Dream & Passion」。今回のゲストは、トランペッターの西崎佳代子さん。2012年には、ファーストアルバム『Kayoko Nishizaki』で待望のCDデビューを果たし、現在も、ライブにセカンドアルバムの制作にと、精力的に活動中です。そんな西崎さんに、ご自身の経緯・活動とともに、演奏と音楽の楽しさをインタビュー。はじめて聴く人も楽しめる趣向を凝らしたライブ、また、2015年春に発表予定の新譜の構想に関しても伺いました。ラストでは、これから楽器をはじめたい人へのアドバイスも。音楽を聴くのが好きな人も、演奏に興味がある人も、必読です。

聞き手
スルガ銀行d-laboスタッフ

ジャズは、個性を存分に発揮できるジャンル

2014年のツアーにて。
2014年のツアーにて。

d-laboまずは、現在の活動について、教えてください。ソロでライブを行なっている西崎さんですが、どのようなステージなのでしょうか?

西崎トランペットというと迫力のある音を思い浮かべるかもしれませんが、激しい演奏ではなく、音楽に詳しくない方にも、楽しんでもらえるようなステージにしています。“ジャズトランぺッター”と呼ばれることが多いのですが、わたし自身は、そこに囚われているわけではないんです。なので、ライブでは歌を歌ったり、ピアノを弾くことも。衣装チェンジも多いですし、トークもたくさんします。

d-labo以前、西崎さんは、ドイツ・フィルハーモニアフンガリカの客演をしたりと、クラシックの第一線で活躍していたとのことですが、現在はジャズを中心に活動なさっていますよね。演奏者として感じる、ジャズの魅力は、どこにありますか?

西崎クラシックは、決められた通りに演奏しなければならないのですが、ジャズは自由度が高く、エンターテイナーとしての要素も多分に必要です。ソロでジャズを演奏するようになってからの方が、自分の個性が発揮できていると思っています。

d-labo歌も歌うと聞き、とても幅広く音楽に取り組んでいるのだと感じました。どのような曲を歌うのでしょうか?

西崎ジャズはもちろん、日本のポップスも歌います。ライブで女性の方々に好評なのは、今井美樹さんの「PRIDE」。ジャズ風にアレンジがしてあり、前奏などでは演奏を入れ、歌詞のあるところは歌って……という感じで披露します。音楽は、自己表現。手段が違うだけで、歌もトランペットも、そういう意味では同じだと思っています。

d-labo2014年は、10・11月にツアーを行なっていましたが、感想を教えてください。

西崎ライブでは、ピアノ、ドラム、ベースの3人と一緒に演奏します。最近は、バンドメンバーのファンも、出向いてくれるようになってきて。そういう、わたしのファンではなかった方たちがリピートしてくれるようになったのは、とてもうれしかったです。

d-labo2015年は、すでに1月からライブがありましたが、今後、こんなライブをしてみたいという構想や夢はありますか?

西崎今後は、ピアノの弾き語りにも挑戦してみようと思っています。ハロウィンには、お客さまも仮装で参加するようなライブをしてみたいですね。

共演者の方々との1枚。この日は、花魁風の衣装でも演奏!視覚でも楽しめるのは、西崎さんのライブの特徴のひとつ。
共演者の方々との1枚。この日は、花魁風の衣装でも演奏!
視覚でも楽しめるのは、西崎さんのライブの特徴のひとつ。

新譜では、映画音楽のジャズアレンジを楽しんで

トランぺット奏者・西崎佳代子さん

d-laboソロのCDもリリースしている西崎さんですが、2012年のファーストアルバムは、どのような経緯で出されたのか、教えてください。

西崎クラシックを演奏していた頃は考えなかったのですが、ソロでジャズを演奏するようになり、自分の名刺代わりにと思って、CDを制作したんです。

d-labo収録されているのは、『アヴェ・マリア』『G線上のアリア』など、クラシック曲のジャズアレンジなんですよね。

西崎誰もが聴いたことのある名曲とともに、トランペットの音色を楽しんでいただけるようになっています。トランペットのほか、フリューゲルホルンというトランペットの同族楽器で演奏している曲もあるんですよ。

d-labo全体的にやさしげな音色で、聴いていて心地よかったです。

西崎編曲をしてくださったのは、キーボード奏者の小野塚晃さん。B'zのレコーディングやジャズのサックス奏者である渡辺貞夫さんの専属ピアニストを、長くやっている方です。演奏も、一流の方々が参加してくださっているので、自分でも、朝起きたときなどに聴いて、楽しんでいます。

d-labo春には、セカンドアルバムが発売されるとか。どのような内容になるのでしょうか?

西崎洋画の名曲を収録する予定です。昔の映画音楽には、人それぞれ思い入れがあるものですよね。演奏していても、やはり誰もが感動する楽曲だな、と感じます。

d-labo現在は制作段階だと思いますが、すでに決まっている収録曲はありますか?

西崎映画『オズの魔法使い』に使われていた、『虹の彼方に(オーバー ザ レインボー)』は、入れたいと思っています。わたしも大好きな曲なんです。

d-labo新譜の発表以外に、今後の活動に対して考えていることはありますか?

西崎音楽は世界共通のものなので、もっと自分のステージを広げていきたいですね。2010年には上海国際博覧会の公式ステージに出演して、最近もシンガポールで演奏してきました。今後は、アジアやヨーロッパで、着物を着て演奏してみたいです。

d-labo西崎さんは以前、FM AICHIでラジオパーソナリティを担当していたこともあったとか……。

西崎ラジオだけでなく、ときどきテレビの仕事をすることもあるんですよ。画面に映ることで自分を客観視できたりと、どの仕事も新しい気づきがあります。今後も、ミュージシャンとしてのベースを活かしながら、西崎佳代子としての表現活動ができればと思っています。

西崎さんの愛用品。上がフリューゲルホルン、下はトランペット。
西崎さんの愛用品。
上がフリューゲルホルン、下はトランペット。

ジャズへの移行は、共演者との出会いが契機に

トランぺット奏者・西崎佳代子さん

d-labo現在の活動を伺ってきましたが、西崎さんが、音楽とトランペットをはじめたきっかけを教えてください。

西崎3歳からピアノを習っていて、練習は嫌いだけど、音楽好きな子どもでした(笑)。小学校に入ってから、運動会で鼓笛隊のドリル演奏を見る機会があり、「よし、これだ!」と思ったんです。4年生になると部活に入れるので、鼓笛隊に入って、トランペットをはじめました。

d-labo小学生のとき、すでにトランペットに親しんでいたんですね!

西崎トランペットは誰でもすぐに音が出せる楽器ではないので、最初は、マウスピースで音を出す練習をします。部活で最年少の4年生は、音が出せる子はトランペット、出せない子は小太鼓を担当することになっていました。トランペットをやりたかったというよりも、ある意味、偶然出会った楽器なんです。

d-labo部活だけでなく、本格的に音楽に取り組むようになったのは、そのあとですか?

西崎出身地の名古屋には、NHK名古屋青少年交響楽団という、小学生だけのオーケストラがあります。そこのオーディションを5年生のときに受けて、入団したんです。コンサートでは、日本を代表するような指揮者やソリストの方々とも共演しました。

d-laboその頃から、将来も音楽を続けたいと考えていたのでしょうか?

西崎6年生のときには、大きくなったらオーケストラに入りたいと思っていました。その後、音楽が学べる大学に入るために、音楽科のある高校に進学したんです。

d-labo親が習わせたことで、小さな頃から楽器に親しむ人は多いですが、西崎さんの場合は、違ったんですね。

西崎親は、とくに音楽好きなわけじゃないんです(笑)。自分がやりたくて、続けてきました。

d-labo愛知県立芸術大学の音楽学部を卒業後は、クラシックの演奏をなさっていた西崎さんですが、今のようなソロ活動に移行することになった背景を教えてください。

西崎宇崎竜童さんのディナーショーで、演奏したことがあるんです。それまで、クラシックでは第一線の方々と共演していましたが、ジャズやポップス系で一流の奏者とは、ご一緒する機会がありませんでした。なので、そのとき共演したギタリストの方がすごく上手かったことに、とても感動して……。

d-labo多くの奏者と共演してきた西崎さんですが、そこから受ける刺激は、やはり大きいのですね。

西崎そうですね。「わたしのやりたいことは、こっちかもしれない!」と思い、現在のような活動をはじめるきっかけとなりました。一流の方々は、演奏だけでなく人間性も素晴らしいし、精神面・体力面ともに、とてもタフ。見習いたいと思っています。

ビギナーが取り組むなら、サックスがオススメ

トランぺット奏者・西崎佳代子さん

d-laboこれから、楽器をはじめてみたいと思っている読者に、アドバイスをいただけますか?

西崎基礎練習だけやっているとなかなか続かないので、やりたい曲を見つけるのがオススメ。発表会などで演奏するのもいいですよね。人前で演奏するのは緊張するかもしれませんが、自分の一大イベントになると思うので、きっと楽しめると思います。

d-labo初心者向きの楽器はありますか?

西崎電子楽器のサックスがあるそうで、個人的には、とても興味があります。でも楽器は、自分が興味のあるものをはじめるのが、いちばん! 最近は、大人のための音楽教室もたくさんあり、プロの奏者の方々からレッスンを受けることも可能です。表現者である先生から刺激を受けることができると思いますし、教室に通えば、上達も早いと思いますよ。

d-laboこのインタビューを読んで、楽器を演奏しなくとも、もっと音楽を身近に感じたくなった読者もいると思います。なにかメッセージがあれば、お願いします。

西崎イージーリスニング用のCDなどは、普段、聴かないジャンルの音楽に親しむには、ぴったりだと思います。ライブも、楽しいですよ。わたしのライブには、会社帰りの服装で来て、お酒を飲みながら楽しむ人たちも、たくさんいらっしゃいます。構えずに、さまざまなライブへ気軽に足を運んでみてください。

d-labo今日は、貴重なお話を、ありがとうございました。自分の意志で音楽の道を進み、自分らしい表現方法・表現場所を見つけてきた西崎さんの姿から、パワーをいただきました。セカンドアルバムの発表も、楽しみにしています!

トランぺット奏者・西崎佳代子さん

撮影 蟹由香

Information

西崎佳代子公式サイト

今後の演奏スケジュールのほか、動画・写真などの掲載も。

『Kayoko Nishizaki』(クライムミュージックエンターテインメント)

2012年に発売された、西崎佳代子さんのファーストアルバム。愛の挨拶/アヴェ・マリア(カッチーニ)/ボレロ/G線上のアリアなど、9曲を収録。

「d-labo」宛にサインをいただいたCDは、d-laboミッドタウンで閲覧できます。
「d-labo」宛にサインをいただいたCDは、d-laboミッドタウンで閲覧できます。
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