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2015 Apr.13
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.77

成功報酬制度が選手の意識を変える
宮澤崇史と湘南ベルマーレサイクルロードチームの挑戦

宮澤崇史さんとレモネード・ベルマーレの選手たち

18年間に渡りヨーロッパでロードレース選手として活躍してきた宮澤崇史さん。2014年の現役引退後はその動向が注目されていました。その宮澤さんが選んだのがクラブチームの監督という仕事。「指導者になることは考えていなかった」という宮澤さんがなぜあえてそうした道を選んだのか。監督就任の理由とチームの目指す道について尋ねてみました。

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「宮澤流」が生んだ「成功報酬制度」

宮澤さんが『レモネード・ベルマーレ(湘南ベルマーレサイクルロードチーム)』の監督になったのは昨年末のこと。「実は最初は自分は指導者に向いていないと思っていたので断るつもりだったんです」という宮澤さんですが、話を聞いているうちに「このチームなら」と思えるようになったといいます。

「『レモネード・ベルマーレ』が掲げていたのは〈選手の育成〉と〈地域密着〉。同じようなことはどこのクラブチームも言っているけれど、ベルマーレというスポーツ団体は〈サッカーを中心に地域をスポーツで盛り上げていこう〉という『Jリーグ100年構想』を本当に実践している組織です。このチームだったら、僕が考える選手育成というものを形にできるかもしれないし、それは将来的に自転車文化を創るといったところまでいくかもしれない。その可能性を感じて監督を引き受けたんです」

そうやって生まれた新チームは「宮澤流」で運営。その特長のひとつが「成功報酬制度」です。選手には給料ではなく項目ごとに出されているオーダーをクリアした時点で「成功報酬」が支払われるというこの制度、例えば「レース前に自分の体調を把握し、できることを監督に伝えた」場合は500円、「レース中に監督に体調を伝えた」ときは状態に応じて1000円から5000円、「チームメイトでまとまって集団の中で走行できた」ときは3000円、「チームメイトが乗っていない逃げがあった。そこに追いついた」場合は4000円から5000円、「逃げが決まった」ら6000円、「うまくレースを完走した」ら1万円、「もっと広範にレース全体をつくりあげることができた」ときは2万5000円、そして「1位になったら30万、2位は10万、3位は5万円」というふうに事細かく項目と金額が決まっています。こんなユニークな制度を採用しているクラブチームは他にないはずです。

すべては「選手の育成」、そして「ロードレースをおもしろく」

では、どうして宮澤さんがこのような制度を導入したのか。そこにはひとえに「仕事を仕事としてこなせる人材を育成する」といった目的があります。

「若い選手たちには、自分に何ができるか判断して行動できる人間になってほしい。そのためには経験を積んで成功体験を増やしてもらう必要がある。そうすることでトップアスリートと同じマインドを持った選手が育つ。プロになるのであれば、中途半端に“僕は夢を追いかけています”なんていうのは何の価値もない。プロスポーツというのはエンターテイメントです。エンターテイナーである選手はリスクを持って自分の命や人生を賭けて戦って、そこで初めて誰かを感動させたり、何かを生み出したりすることができるんですね。そういう気持ちがないのなら趣味でいいじゃんという世界。成功報酬制度は仕事と趣味の境をちゃんとつくるという意味で役立つと思うんです。そしてこういう環境で育った選手なら、仮にヨーロッパに行っても戦えるだろうし、選手を引退してからも社会人として立派に生きていけるはずなんです」

仕事を仕事としてこなせる人材を育成する

宮澤崇史さんが指導する様子

こうした言葉はまさにヨーロッパで戦ってきた宮澤さんならでは。さらにもうひとつ「宮澤流」と言えるのは、レース前に「フェイスブックなどのSNSで戦略を公開している」点。「今日は○○選手を逃げに行かせて、○○選手をスプリントで行かせる」と自ら手の内を晒してしまうというこの大胆な作戦、3月15日に行なわれた「第2回JBCF宇都宮クリテリウム」では見事にプラン通りの展開となり、中里仁選手が6位に入賞しました。「もちろん、こんなふうにうまくいくことは滅多にありません」と宮澤さん。

「ヨーロッパのレースなどを見ても、チームの戦略を遂行するってすごく難しいんです。なぜならば同じようなことを考えているチームは他に何十チームもあるからです」

それでも、あえて戦略をアナウンスしているのは「その方がおもしろいから」。

「戦略が見えれば、観ている方は〈できるのそれ?〉って思ってくれるし、100パーセントできなくても観戦していてワクワクやドキドキが生まれますよね。ロードレースって非常にわかりにくいものなので、ファン目線でもっとおもしろくしていくことも必要かなと思ったんです」

自分たちの勝利や発展だけでなく、ロードレースそのものに貢献していこうという『レモネード・ベルマーレ』。若いチームならではの身軽さで自転車界に新風を巻き起こしてくれることを期待したいです。

「もし強い選手になりたいと思ったら、ぜひチームのドアをノックしてください(宮澤さん)」

宮澤崇史さん 公式サイト

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