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2015 Jun.30
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.87

ビールはこうやって造る!
静岡市初のクラフトビール醸造所

アオイブリューイングのクラフトビール各種

普段私たちがスーパーや酒店でみかける、大手メーカーのビールとはまた一つ異なる魅力を持つのが小規模な地域密着型のブルワリー(=ビール醸造所)が造るクラフトビール(=手作りのビール)です。クラフトビールには、その土地の個性がぎっしりと詰まっています。今回は、クラフトビール未開の地であった静岡県中部地区で、初のクラフトビール醸造所となった「アオイブリューイング(AOI Brewing)」にお話を聞きました。

クラフトビールは樽ごとに味が変わる?

徳川家の三つ葉葵モチーフのロゴ

静岡浅間神社からほど近いところにある「アオイブリューイング」は、1940年代後半に建てられた醤油醸造所をブルワリーとして活用しています。掲げるロゴは、静岡にゆかりの深い徳川家の紋章「三つ葉葵」をモチーフにしており、「静岡市の地ビールを、静岡に足を運んで飲んでもらいたい」という社長の満藤直樹氏の想いが込められています。

クラフトビールの特長は、一度に少量生産しかできないため、同じレシピで造っても環境・酵母の働きによって味に差異が出るところにあります。酵母を残したまま貯蔵するので、温度によっては熟成が進み、樽ごとに味が変わることもあります。

ベースモルト(黄土色)ベースモルト(焦げ茶色)

ビール造りのスタートは、まずはベースモルト(基本となる麦芽。大麦を乾燥させて発芽させたもの)の配合を決めることから。「アオイブリューイング」には世界中から厳選した約10種類のモルトがあり、レシピに合わせて配合していきます。モルトの掛け合わせにより、味・苦味・風味を無限大に変化させることができるのだとか。

粉砕機で粉状にした配合したモルト

次に配合したモルトを粉砕機で粉状にしてから釜に入れ、麦汁を造ります。その後、隣のタンクへ移し100度前後で煮沸、ホップ(アサ科のつる性多年草の植物)を投入。モルトやホップが持つアロマや苦味の特性を考え、投入するタイミングを変えることで味が変わっていきます。

ずらっと並ぶ発酵タンク

その後、発酵タンクへと移し替え、ビール酵母を投入。酵母の種類もさまざまで、ビールによって使い分けていきます。厳しい温度管理のもと1週間~10日ほど発酵。細心の注意を払って最後に熟成タンクへと移動させ、1~4週間、適正温度を保持しながら完成を待ちます。以上の繊細な工程を1か月~1か月半かけて職人が手作業で行ないます。

社長の満藤氏と職人である高浩一氏

「アオイブリューイング」では、醸造責任者としてアメリカ・イギリス・ドイツ・ベルギーなど、世界各国のビアコンペティションにおいて数多くの金賞を受賞した実績を持つ高浩一氏を招き、ビールを醸造しています。社長の満藤氏がイメージを描き、職人である高氏がこだわりを実現。こうして葵の紋章のクラフトビールが誕生します。

葵の紋章のビールが、クラフトビール界に新しい息を吹き込む

クラフトビールは少数ロット生産なので、様々な挑戦や取り組みを経て、多種多様な味をつくり出せるという魅力を備えています。また、同じ製造元のワインでも年によって味が異なることは知られていますが、クラフトビールも同じことが言えるそうです。一期一会の味という面白さが、クラフトビールが注目を浴びる一因になっています。

かごに入った地元産の柑橘類

「アオイブリューイング」では、「はるみ」や「スルガエレガント」といった地元産の柑橘類や、「緑茶」といった静岡の特産品を使ったビールの開発を進めています。みかんの皮を手作業でむき、香りづけのあと不純物となってしまうお茶の葉をどう取り除くかなど試行錯誤を重ねます。こうしてできあがったクラフトビールは、直営店で味わったお客さまからの評価を得て、また次への開発へとつなげられていきます。このフットワークの軽さは、常に挑戦し、新しい味を生み出す為に不可欠です。

社長の満藤氏

「今後は『菊芋』を使ったビールの開発に取り組みたいと考えています。菊芋には、肝機能の回復を向上させてくれる働きがあると言われているのですよ」と話す満藤氏。協力してくれる農家を募集しているそうです。この開発に成功すれば、飲めば飲むほど肝機能を強めてくれる夢のようなビールができるかもしれません。

「アオイブリューイング」のビールには、静岡ならではの食材を使用したもの、夏向けのさっぱりとしたもの、フルーティーでさわやかなもの、バナナのような香りがついたもの、コクがあって飲みごたえがあるものなど、さまざまなバリエーションがあります。

タップからビールを注ぐ店員さん

醸造所に隣接する「BEER GARAGE(ビアガレージ)」、静岡駅徒歩圏内の「AOI BEER STAND」では、日の高いうちから6~8本のタップ(=ビールの注ぎ口)それぞれの、個性的なビールをいただくことができます。日本ではなかなか見られない光景ですが、「天気のよい昼に飲むビールほど美味しいものはない」と満藤氏は語ってくれます。また、クラフトビールに相性ばっちりのおつまみや食事も自慢のひとつだと言います。

季節によっても発酵の進み方が異なり味も香りも変化するので、飲むたびに新しい発見があるクラフトビール。「アオイブリューイング」のこだわりのビールを、この機会に試してみてはいかがでしょうか。

Information

醤油蔵に新たな息吹を吹き込み、2014年6月、株式会社ベック(代表取締役満藤直樹氏)がオープンさせた、静岡市初となるクラフトビール醸造所。醸造したビールは、隣接の「BEER GARAGE」や静岡駅徒歩圏内の「AOI BEER STAND」などでいただくことができる。
※醸造所内、一般見学可(要予約)

Lichtpuntje静岡

2015年3月4日、ミッドタウン、二子玉川、湘南に次ぐ4つめのLichtpuntjeコミュニケーションスペースが静岡にオープン。夢や環境、ライフスタイルなどを基軸に、さまざまなジャンルのセミナーやワークショップを定期的に開催しています。

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