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2016 Aug.8
Be Unique! ~オンリーワンであること~ Vol.20

世界で一人の〈アートアクアリウムアーティスト・木村英智〉を
生んだ、お金&時間の使い方

『Be Unique!』では、「オンリーワン」な人・企業を訪問。その価値と魅力に迫ります。なぜオンリーワンなのか、どうやってオンリーワンな存在になりえたのか…。そこにはきっと、ほかにはない「夢」や「ストーリー」があるはずです。

7月から、東京・日本橋でスタートした『アートアクアリウム2016 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム』。その展示を手がけた木村英智さんが、今回のゲストです。世界で唯一のアートアクアリウムアーティスト・木村さんの軌跡とは?そこには、夢を叶えるためのお金・時間の使い方のヒントが隠れていました。記事のラストでは、9月25日(日)まで開催される同展示の見どころもご紹介します。

“世界”で働くことを夢見て、観賞魚の世界へ
常に責任と向き合って働いてきたことが、今につながっている

2016年の「アートアクアリウム展」
2016年の「」は、
東京・日本橋で9月25日まで。
そのほか、大阪と金沢で開催中。

水槽内に観賞魚・水草・岩などで世界感を演出するアクアリウムをアート・エンタテイメントと融合し、芸術作品に昇華させた“アートアクアリウム”。これを生み出したのが、“アートアクアリウムアーティスト”である木村英智さんです。

現在44歳の木村さんですが、観賞魚に携わるようになったのは19歳のときのこと。大学浪人中に、熱帯魚店でアルバイトをはじめたことがきっかけと言います。しかし意外にも、熱帯魚マニアだったわけではないとか…。

「将来を考えるなかで、夢は漠然と“世界”に向かっていた。世界中の観賞魚を扱う、インターナショナルな仕事という点に惹かれたんです」

熱帯魚店には、大学受験をとり辞めて2年ほど勤めた木村さん。その後、より世界との直接的な繋がりを求め、観賞魚の問屋に転職したそうです。

「熱帯魚店でも問屋でも、責任ある仕事をまかされていました。しかし、さらにその先が見たくなり、24歳でシッパーとして独立。シッパーとは、世界各地の問屋に観賞魚を輸出する仕事のこと。熱帯魚生息地のメインである、フィリピンのマニラで起業しました」

起業から28歳まで世界中を飛び回り、事業を大成功へと導いた木村さん。そういった経験が、アートアクアリウムアーティストとしての基盤となったと語ります。

「アートアクアリウムを生み出すには、小売り・卸し・輸出、どの経験も欠かせません。観賞魚は生きものなので、返品もクレームもきかない。そのシビアさは、気楽に働いていただけでは、体感できなかったはず。3つの分野で責任あるポジションに就き、自分の判断で大きなお金を動かしてきたからこそ、今も生きる知識が身についたのだと思います」

アートアクアリウムアーティストへの道が拓けたのは、
お金と時間を“自分の好きなもの”につぎ込んだからこそ

インタビュー中の木村さん

独立後、さらなる転機が訪れたのは、28歳のときのこと。30歳という節目を前に、ふと将来を見据えたとか。

「リタイアを60歳としても、この先30年以上働くのか…と。シッパーだけを続けていくのは、キツいと感じました」

考えた結果、仕事をセミリタイア。自分の満足できる将来を模索する旅に出たそうです。

「それまで行ったことのなかったヨーロッパを旅したり、大好きなエンタテイメントやアートに触れたり…。存分に、自由な時間を謳歌しましたね(笑)」

そんな生活が1年半ほどの間続いたある日、偶然目にしたドキュメンタリー番組が、“アートアクアリウムアーティスト”となるきっかけに。

「オーケストラホールをつくる過程を追った番組で、一からものをつくる姿にいたく感動したのを覚えています。それに世界中を遊び歩くなかで、アクアリウムとアートやエンタテイメントを融合させたものは、未だ存在していないと気付いた。ではその新しいジャンルを、僕が生み出してやろうと思ったんです」

インタビュー中の木村さん

その決意は2007年に、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーでの展示『スカイアクアリウム』へとつながります。『スカイアクアリウム』に辿り着くまでには、自分探しをするなかで築いた人脈が支えてくれたと言います。

「約1年半の間、好きなものだけにお金と時間を使っていました。そうやって出会った方々は、自分と同じ方向を向いた人。たとえば異業種懇談会で自分と接点のない人と名刺を交換するよりも、格段に早く人脈が広がると思いますね。時間とお金は、好きなものにつぎ込む。これが僕の座右の銘かもしれません」

初のビッグチャンスでは、自己資金までも投入!
“表現したい和の世界”を追求した結果が、今につながっている

『超・花魁』
10年前からスタートした『花魁』は、2016年の今年、『超・花魁』に進化!
直径・高さは2.5メートル、作品全体で最大直径5メートルという、
過去最大の作品に

木村さんのお金の使い方への美学は、展示においても同様。はじめての大規模な展示となった『スカイアクアリウム』では、多額の予算に加え、自己資金までもつぎ込んだそうです。

「いただいた予算から自分の取り分をたっぷりもらって、何年も悠々自適に生活するという選択肢もありましたよね(笑)。でも六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーほど素晴らしい場所では、二度と展示できないかもしれない。だったらすべてを捧げよう…と思ったんです」

今や木村さんの作品といえば金魚がメインで、代表作は『花魁(おいらん)』。しかし『スカイアクアリウム』のスタート時は、世界の珍しい熱帯魚が展示の目玉でした。それゆえ周囲からは、「『花魁』なんて、デカい金魚鉢でしょう?予算が足りないなら、それをやめればいい」と言われたこともあったそうです。

「僕はもともと、インターナショナルな仕事に憧れていた人間。加えて子どもの頃から、和の世界観が好きでした。だからまわりになんと言われても、金魚を泳がせた『花魁』にはこだわりたかったんです」

いざ展示がスタートすると、周囲の予想に反して『花魁』は一番人気の作品に…!現在の木村さんがあるのは、ビッグチャンスで自己資金を投じてまでも、好きなもの・表現したいものをとことん追求したからこそなのです。

込められたストーリーを知ることで、より深く作品を味わい
装飾や演出から、日本の文化を感じて欲しい

2016年の会場の様子『大奥』
2016年の会場の様子と、
金魚を愛でる文化が花咲いた江戸時代の大奥を表現した作品『大奥』

それから10年のときを経て、さまざまな金魚の作品が生まれました。今年の『アートアクアリウム2016 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム』について伺うと、「作品のコンセプトが、以前よりも固まってきましたね。背景にあるストーリーを理解して、鑑賞して欲しい」とか。

「花街だけでなく、江戸の街でも一目置かれる花魁。さまざまな魅力を身に付けて、その地位にのぼりつめるのは、遊郭に売られてもたくましく生き抜いた女性です。そんなストーリーから、『花魁』に泳ぐのは雑種の金魚なんです。

対して大奥は、もともと家柄のある女性たちが、さらに上を目指す場所。この作品には、琉金(りゅうきん)という優雅な金魚が泳いでいます」

各作品の詳細は、会場入口のパネルにも記載されているので、鑑賞前にぜひチェックを。

『手鞠リウム』『江戸桜リウム』
『手鞠リウム』と『江戸桜リウム』
『手鞠リウム』で水槽を飾るのは、オリジナルの伊賀組紐。
『江戸桜リウム』は、江戸切子の巨大シャンデリアと作品の複合展示。
水槽には、水面に散る桜の花びらに見立てられた、
桜錦・桜流金などの金魚が泳いでいる。

“好きなものにお金を投じる”ことが成功の秘訣だと語ってくれた木村さんですが、現在は、伝統産業に関心を持っているとのこと。会場では、さまざまな日本のものづくりにも触れることができます。

上の画像で紹介したのは、そのほんの一部。ほかにも会場の各所に、国内で手づくりされた提灯、唯一生産を続ける国内メーカーのビー玉などが散りばめられていました。細部にまで目を配り、日本の文化を感じてみてください。

木村さん

展示を堪能したあとは、「」が催される街の散策を楽しむのも◎。現在木村さんは、アートアクアリウムアーティストとしての枠を飛び出し、「ECO ECO 日本橋2016」の総合プロデューサーも務めているのです。

「僕の会社の登記は日本橋室町、住民票は京都の三条室町にあります。この2つは、東海道の出発点と終着点。ものづくりの街・京都と一級品だけが集まる日本橋に身をおくことで、日本文化の中枢に触れることができますね。

日本橋でも京都でもさまざまなことをやらせていただいていますが、日本橋室町と三条室町に住所を置いたのは、自分のこだわりゆえで、結果を計算していたわけじゃないんです(笑)。でも2か所の地名が書かれた名刺を渡すと、わかる人は共感してくれる。この場所から日本の文化を見直していく…というのが、今、自分の会社でやっていきたいことなんです」

撮影: 平野哲郎(木村さん撮影のみ)

Information

全米オープニング興行成績が“アニメーション史上歴代No.1”という歴史的大ヒットを記録したディズニー/ピクサー最新映画『ファインディング・ドリー』(7月16日(土)より大ヒット上映)。
『アートアクアリウム2016 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム』には、同作品からインスパイアされた特別展示も!ナンヨウハギ(ドリー)とカクレクマノミ(ニモ)で彩られる〈スペシャル アートアクアリウム〉は、8月28日(日)まで楽しむことができます。

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