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2013 Mar.1
No Place Like Home by 東京R不動産 Vol.5

2拠点居住、それはライフスタイルの選択
~ハワイと東京、デュアルライフから見えた「これからの住み方」とは~

一風変わった物件を集めた「不動産のセレクトショップ」として人気上昇中の東京R不動産。新しい時代の不動産メディアを立ち上げたメンバーが考える、これからの「住み方」とは。5回目はハワイと日本の2拠点居住を実践している、レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEOの本田直之氏をゲストにお迎えし、変わりつつある人々のライフスタイルや生き方について考えてみました。

聞き手
二階堂 裕一(スルガ銀行Lichtpuntjeスタッフ)
吉里 裕也(東京R不動産ディレクター)
長崎 義紹(パラグラフ代表)
語り手
本田 直之(レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO)
2拠点居住、それはライフスタイルの選択 ~ハワイと東京、デュアルライフから見えた「これからの住み方」とは~

「別荘」という発想は古い

本田 直之氏インタビューの様子

長崎本田さんは日本とハワイの2拠点居住をはじめて6年になりますよね。1年単位で見ると、それぞれどれくらいの割合で生活されているんですか?

本田去年はハワイに6か月、日本が4か月、残りの2か月は旅をしていました。今年は旅を3か月半に増やそうかと思っています。

長崎日本とハワイを往復する頻度はどれくらいですか?

本田年7回くらいですね。飽きると移動するんです(笑)。あとは、日本でワインスクールや大学での講義があるので、そのスケジュールに合わせてとか。ハワイにいる時は、仕事以外の時間はトライアスロンのトレーニングで走ったり、自転車に乗ったりしています。

吉里家は賃貸ですか、それとも持ち家ですか?

本田どちらも持ち家です。青山にある日本の家が100平米で、ハワイのオアフ島にあるコンドミニアムがもう少し広いかな。両方とも集合住宅。基本的に妻と2人暮らしなので、これで十分なんです。

二階堂聞いていると、どちらも別荘ではなく本宅といった感じですね。

本田よく「ハワイは別荘なんですか?」と聞かれるんですけど、別荘という発想は古いと思うんですよね。「別荘」という響きには、資産家が保養や避暑のために持つ場所というイメージがありますが、自分の場合は2拠点が仕事を含めてもっと生活に密着しています。自分が実現したいライフスタイルを選択したらこうなったという感じなんです。

長崎選択したライフスタイルというのがハワイで暮らすことだった、ということですか?

本田そうです。僕はサーフィンをやっていて、大学生の時に初めてハワイに来たんです。その時に、「ここと日本を往復して暮らせたらいいな」と思いました。波はもちろん、島の気候や人、食べ物やカルチャーなどがすごく気に入ってしまって。だけど、それが叶うのは50歳くらいになってからだろうなと考えていました。実際には10数年早く実現しましたが。

吉里早くなった理由は?

本田ネットやモバイルが発達したおかげですね。今は世界中のどこにいても仕事ができます。これは大きかったです。それで、6年前に思い切って行動に移してみたら、「なんだ、できるじゃん」と。僕だけでなく、仲間うちにもそういう人はどんどん増えていますね。

何かを捨てる決断力が自分を動かす

本田 直之氏インタビューの様子

二階堂単純な話、2拠点となると家も2つ必要だし、お金がなくてはできませんよね?

本田そう思われがちですが、頭を使えばそれほどお金はかからないんですよ。資産家が好むような豪邸に住むわけでもないし、東京の都心部に暮らすことを考えれば、むしろ安上がりだったりもします。別にハワイでなく国内でも、たとえば福岡あたりなら住宅にかかる費用はかなり安くてすみますよね。

吉里福岡なら賃貸は東京の半分。売買だと物件によっては5分の1くらいのものもあります。そうなると、「東京に住む価値って何だろう?」とすごく考えてしまいますよね。

本田フライフィッシングが好きな友人がいますが、彼は日本とニュージーランドを往復しているんですよ。向こうにいる時の生活費は、月10万円ちょっとだそうです。いい生活ですよね。

二階堂想像では2カ所で住むって費用がかかると思っていましたが、それほどでもないんですね。ただ、実現するには、やはり稼ぐことも含めてお金に関する知識が必要でしょうね。

本田絶対に必要です。僕も今言った友人も、投資や運用についてはずいぶん勉強しました。自分が動いていない間も収入があるという状態をつくっておかないと、難しいと思います。あとは、自分なりのライフスタイルを確立するために何かを捨てる決断力が必要です。お金って、欲張っていたら結局いくらあっても足りないんですよ。何でもかんでも手に入るわけじゃないんだから、何かは捨てなくてはいけない。僕も日本にいればもっと立派な肩書やお金が手に入ったかもしれないけれど、それは捨てて今の生活を選びました。

長崎僕はまさにバブル世代なんですが、この世代の人たちってあれもこれも欲しがるんですよね(笑)。

本田何年か前、バブルのころを回顧した本を読んでみたんです。調子に乗るとこういうことになる。本当に大事なことは何だろうと、深く考えさせられました。

長崎取捨選択は大事ですよね。2カ所というのも選択の結果でしょうね。今後、2拠点からさらに増やそうというような考えはお持ちなんですか?

本田考えたこともありますが、やめました。仲間があちこちにいるので、「東京とハワイ以外の場所に行きたければ彼らのところに行けばいいや」と思ったからです。むしろ将来的には家がいらなくなるかもしれません。ずっと旅をしていれば、家は必要なくなりますから。

一戸建てが人生のゴール、の時代は終わった

本田 直之氏インタビューの様子

長崎本田さんはトライアスロンのチームを率いていて、同時にサーファーでもある。サーファーの人たちって、移動に対するハードルが低いですよね。ネットが普及して、最初にこういうことをはじめたのはサーファーの人たちなんじゃないでしょうか。

本田サーフィンに限らず、こういう生活をしている人は何かしら自分なりのライフスタイルを持っていますよね。ただハワイが好き、というだけでは飽きてしまうと思うんです。人によっては辛いだけかもしれませんし。だから、誰にでも勧めるというわけではありません。友人とよく話すのは、2拠点居住するにはクリエイティビティが必要だということです。お金に関してもライフスタイルに関しても、自分で考えて自分でつくっていかないといけませんので。

二階堂憧れる生活ですね。でも普通の人がやろうとしたら、会社という枠から飛び出さなきゃいけないんでしょうね。

本田会社によっては可能かもしれませんよ。ちょうど今、「新しい働き方」についての本を書いているんです。取材先の企業の中には社員に移動の自由を与えている会社もあります。サラリーマンというと、昔は一戸建ての家を建ててそれが人生のゴールのような感じでしたが、どんどん変わってきていますよね。

吉里僕も家は買ったけれど、その家に一生住むつもりはありません。今は2年目なんですが、5年目くらいで売ってしまう可能性も十分あります。

本田この間、北欧に行ったんですよ。向こうの人たちは、若い時は都心の賃貸物件に住んで、子どもができると郊外に一軒家を建てる。歳をとると、その一軒家を売ってサマーハウスを買う。そして平日はまた都心部で暮らして、週末や休暇はサマーハウスで過ごす。こんなふうに年齢や環境によって住む家を変えていて、そのせいか幸福度がすごく高いんです。それと、日本と違って家が古くなっても価値が下がらないから売りやすい。

吉里日本でも古い家をリノベーションした方が、安上がりで賢いんです。付加価値のついた物件は賃貸だと人気があって流通するんですが、売買ではなかなか……。それというのも、日本では建物には担保価値がつかないからなんです。

本田海外だと、むしろみんな古い家を欲しがるんですけどね。

長崎とにかく、本田さんのような方を見ていると「変化」というものは確実に感じとれますね。住宅にせよ、働き方にせよ、ライフスタイルそのものにせよ、どんどん自由になってきているように思います。

本田今だったら僕の時よりも、もっと若くして実現できるんじゃないでしょうか。みなさん考え方もすごく自由になってきているし、LCCの普及で移動にかかる費用も以前ほどではなくなりました。そういう意味ではいい時代になってきましたね。

Information1

本田直之氏
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO

明治大学商学部産業経営学科卒業。シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画、常務取締役としてJASDAQ上場に導く。現在は日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行なう。この他、国内外での講演、大学やワインスクールでの講義など活動は多岐に渡る。経営者を中心としたトライアスロンチーム、Team Alapaを主宰。2010年には走ることを通じて寄付を呼びかける Run for Charity で『IRONMAN西オーストラリア』に出場、11時間55分09秒で完走した。『本田直之のハワイを極める50の法則』『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』『自由な人生のために20代でやっておくべきこと』等著書多数。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)。(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー。上智大学非常勤講師。

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文 中野渡淳一
写真 インフォバーン

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